ミシェル米大統領夫人やクリントン国務長官に高評価 米世論調査
(CNN) 米オバマ政権の閣僚に対する評価はまちまちだが、ミシェル大統領夫人には高い評価――。CNNとORCインターナショナルが26日に発表した世論調査でそんな結果が出た。
それによると、回答者の73%がファーストレディーとしてのミシェル夫人を支持すると答え、不支持は20%にとどまった。子どもの肥満対策キャンペーンを推進するなどの実績が評価された。
閣僚の中ではクリントン国務長官が66%と高い評価を獲得し、不支持は30%だった。クリントン氏は続投せず、政界から引退する意向を表明しているが、2016年大統領選挙への出馬を期待する声も依然として高い。
一方、ガイトナー財務長官の実績については、不支持が42%を占め、支持の36%を上回った。21%は分からないと回答した。ガイトナー氏もクリントン氏と同様に続投はせず、「財政の崖」問題が解決されれば退任する意向を示している。後任候補にはジェイコブ・ルー大統領首席補佐官らの名が上がっている。
バイデン副大統領は支持が54%、不支持が40%だった。これはオバマ大統領の支持52%、不支持43%とほぼ一致している。
調査は12月17~18日にかけ、米国人620人を対象に電話で実施した。誤差の範囲はプラスマイナス4%。