米、キューバのテロ支援国家指定を解除へ

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2分で振り返る、米国とキューバの歴史

ワシントン(CNN) 米国務省が8日にも、キューバのテロ支援国家指定解除を勧告する見通しであることが分かった。米当局者がCNNに明らかにした。

ローズ米大統領副補佐官は電話会見で、テロ支援国家指定を見直すための国務省の手続きは「完了に近付いている」と述べ、週内に発表が行われる可能性を否定しなかった。

キューバ側は、米国との国交正常化交渉を進める上で、テロ支援国家指定が大きな妨げになると指摘していた。

指定解除勧告はケリー国務長官からオバマ大統領に伝えられ、大統領は勧告を受け入れる見通し。議会はその後45日以内に大統領の判断を覆すべきかどうかを決議する。

オバマ大統領は週後半にパナマで開かれる米州首脳会議に出席予定。複数の米当局者は記者団に対して7日、同会議の場でオバマ大統領がキューバのラウル・カストロ国家評議会議長と「交流する」公算が大きいと語った。

米国が現在テロ支援国家に指定しているのはキューバとイラン、スーダン、シリアの4カ国のみ。北朝鮮はブッシュ政権時代の2008年に指定を解除された。

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