スカイダイビング演技中に空中で衝突、陸軍兵が死亡 米
(CNN) 米シカゴで開かれていた航空水上ショーで、スカイダイビングの演技を披露していた陸軍兵が海軍兵と空中で衝突して負傷し、16日に死亡した。当局者が明らかにした。
死亡したのはオハイオ州シンシナティ出身のコリー・フード一等軍曹(32)。シカゴ・トリビューン紙などの報道によると、陸軍と海軍のスカイダイビングチームは15日、13人が手をつないで1つの円を描きながら降下する「ボムバースト」という演技を披露していた。
それぞれがつないでいた手を離した後に、フード軍曹と海軍のスカイダイバーが空中で接触。フード軍曹は非常用パラシュートが開いた後に、道路沿いの建物に衝突して地面に落下した。フード軍曹はイラクやアフガニスタンでの従軍経験もある兵士だった。
フード軍曹と衝突した海軍兵は、海岸に着地して足を骨折した。命に別条はなく、回復が見込めるという。
航空ショーは16日も続行されたが、スカイダイビングチームのパフォーマンスは中止になった。