シリア難民受け入れ、米国民の過半数が「反対」 世論調査
ワシントン(CNN) オバマ米大統領と共和党との間でシリア難民受け入れについて意見の対立が続くなか、米国民の過半数が難民受け入れに関して反対する姿勢を示していることが19日までに分かった。ブルームバーグ・ポリティクスが行った世論調査で明らかになった。
オバマ大統領は、シリアからの難民を来年1年間に1万人受け入れる考えを明らかにしている。
今回の調査によれば、米国の成人の53%がシリア難民を国内に受け入れることを望まないと回答した。28%は、宗教による選別を行わず難民受け入れを行うべきだとした。11%はキリスト教徒だけを受け入れるべきだと答えた。
共和党の大統領選候補者や議会指導部は、受け入れ計画を停止しなければ、難民の大量流入が米国内へのテロリストの侵入につながる可能性があると警告している。