モスク入り口にブタの頭部、憎悪犯罪か 米フィラデルフィア

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モスクの入り口にブタの頭部が投げつけられたことを受け、当局が捜査を行っている

モスクの入り口にブタの頭部が投げつけられたことを受け、当局が捜査を行っている

(CNN) 米ペンシルベニア州フィラデルフィアのモスク(イスラム教礼拝所)の入り口に7日朝、ブタの頭部が転がっているのが見つかった。同市のナッター市長は8日の記者会見で犯人を「ひきょう者」と非難し、必ず見つけ出すと約束した。

ブタや豚肉はイスラム教で不浄なものと見なされている。

防犯カメラにはモスクの前を通過した赤いトラックから何かが投げ出され、ブタの頭部とみられる物体が入り口付近に転がる様子が映っていた。運転車や同乗者の姿は識別できない。

フィラデルフィア警察の幹部はCNNに、宗教などへの偏見に基づく憎悪犯罪(ヘイトクライム)と断定するのは時期尚早だと語る一方、「捜査はその方向で進むだろう」との見方を示した。

このモスクの電話には先月、男の声で「フランスであんなことが起きてうれしいか」「神はブタだ」などと話すボイスメールが残されていた。警察が関連を調べている。

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