クリントン、トランプ両氏接戦 ともに「好感持てず」が過半数
共和党では主流派の間にトランプ氏を党候補として認める流れが広まり、同氏の支持率もこれに合わせたように上昇している。党内保守派の反トランプ運動は勢いを失い、ポール・ライアン下院議長ら有力者も同氏と歩み寄る意向を示し始めた。
一方民主党では、バーニー・サンダース上院議員が依然として撤退を拒否している。これまでの指名レースで激しい個人攻撃を避けてきたサンダース氏は、世論調査での支持率がトランプ、クリントン両氏より高く、好感を持つ人の割合も大きい。
サンダース氏に好感を持つ人と持っていない人の割合はWP/ABCの調査で49%対41%と好意的な見方が上回り、NBC/WSJの調査でもほぼ同じ結果が出た。