手指消毒剤は安全? 米FDAが調査へ
FDAの調査は、独立諮問委員会がこの3成分に関する科学データを調べて懸念を示したことを受けた措置。ただし販売中止を勧告するには至っていない。
消毒剤についてFDAが最初に検証を行ったのは1970年代だった。しかしその後、使用頻度なども含めた状況が大きく変わり、技術の進歩で体内の少量の消毒剤も検出できるようになったため、人体への影響について詳しく調べることにした。
消毒剤の90%はエタノールを有効成分とする。FDAは、繰り返し使った場合の影響や、他の成分が人体に与える影響を調べる必要があるとしている。