サイバー攻撃に関する内部情報、週内にも公表 トランプ氏
トランプ氏は「私はただ(オバマ政権に)確信を持ってもらいたいだけだ。なぜなら、(ハッキングによる選挙介入は)かなりの重罪だからだ。だからこそ、彼らには確信を持ってもらいたい。大量破壊兵器の件を思い出してもらいたい。あれは災難だった。(当時のブッシュ政権は)間違っていたのだ」と指摘。ロシアによる選挙介入疑惑に否定的な理由として、諜報(ちょうほう)活動の失敗がイラク戦争につながった過去の経験を挙げた。
トランプ氏はこれまで、ハッキングはロシア政府の仕業であるという昨年10月上旬に発表された米国の情報分析について、すでにこの問題に関する機密情報の説明を受けたにもかかわらず、否定的な見方を示してきた。
トランプ氏はまた、ロシアのプーチン大統領がオバマ政権による対ロ制裁への報復を見送ったことについて「賢明」と称賛している。