トランプ氏の仕事ぶり否定は53%、就任直後で過去最高
(CNN) トランプ大統領の仕事ぶりを評価しない米国民は53%に達し、就任直後の大統領としては過去最高の不支持率を記録したことが最新世論調査で4日までにわかった。不支持率が支持率を上回ったのも初めてとなっている。
調査はCNNと世論調査機関ORCが共同実施した。強く否定したのは43%だった。逆に肯定的評価を与えたのは44%で、従来の記録の51%を下回った。
党派別に見た場合、共和党員の90%が仕事ぶりを好感し、民主党の場合は10%だった。
過去の大統領では、レーガン氏は1981年のギャラップ社調査によると支持率が51%で、反対の回答は13%。2001年1月就任のジョージ・W・ブッシュ氏は57%と25%だった。
トランプ氏が就任以降に打ち出した施策を見た場合、イスラム圏7カ国の住民を対象に入国制限を課した大統領令については53%が反対を表明。逆の回答は47%だった。55%はイスラム教徒の米国入国を禁ずる措置と受け止めていた。