父ブッシュ氏、肺炎で再入院 治療を受け症状は改善
ワシントン(CNN) 米国のジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(92)が肺炎のため、米テキサス州ヒューストンの病院に入院した。広報担当者が18日に明らかにした。
広報担当者によると、ブッシュ氏は咳(せき)のために睡眠が妨げられ、14日に病院に運ばれた。咳は肺炎が原因だったことが分かり、治療を受けて症状は改善したとしている。
今は元気そうな様子だといい、経過観察のため、体力が回復するまで入院を続ける予定。
関係者によると、ブッシュ氏は抗生剤を投与され、経過観察のためあと数日は入院する見通し。入院した時点で発表しなかったのは、イースターの休暇中に心配をかけたくなかったためと説明している。
ブッシュ氏は今年1月にも、「肺炎に起因する急性呼吸器問題」のためヒューストンの病院に入院し、1月30日に退院していた。バーバラ夫人も1月に気管支炎のため入院し、同月中に退院した。
ブッシュ氏は退院からわずか5日後、ヒューストンで行われた2017年スーパーボウルで、バーバラ夫人と共にコイントスを披露している。
今月上旬にはビル・クリントン元大統領がブッシュ氏を訪問し、カラフルな絵柄入りの靴下をプレゼントした。