元妻の「ファーストレディー」自称、メラニア夫人が批判

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イバナ氏(左)が「ファーストレディー」と自称したことに対し、メラニア氏が批判の声を上げた

イバナ氏(左)が「ファーストレディー」と自称したことに対し、メラニア氏が批判の声を上げた

(CNN) トランプ米大統領の最初の妻だったイバナ・トランプ氏が9日の米メディアのインタビューの中で「ファーストレディー」を自称したことに対し、本来のファーストレディーである現在の妻のメラニア夫人が「注目を集めるための利己的な騒ぎ」と批判した。

イバナ氏は回想録「レイジング・トランプ(原題)」の出版を控え、ABCニュースの取材に対し、元夫のトランプ大統領に直接つながるホワイトハウスの電話番号を知っていると公言。

トランプ大統領とはほぼ14日ごとに連絡を取っていると語り、「ホワイトハウスの直通番号を知っているけれど、メラニアがいるのでその番号にはかけたくない。嫉妬のようなことを引き起こしたくないので。基本的に私はトランプの最初の妻だから、ファーストレディーでしょ?」と笑ってみせた。

これに対してメラニア夫人の広報担当者はCNNに声明を寄せ、「トランプ夫人は米国のファーストレディーという栄誉ある役職に就いている。夫人は本の売り込みではなく、子どもたちを助けるためにこの肩書きを使う計画だ」と強調。「元妻の発言は明らかに中身がない。残念ながら、注目を集めることを狙って私欲のために騒いでいるにすぎない」と決めつけた。

メラニア夫人はこれまで、否定的な発言や批判に対しても距離を置く姿勢を取っていたが、9日の声明はその姿勢とは対照的だった。

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