CNN EXCLUSIVE

ラスベガス銃乱射、容疑者語るギャンブル生活 1晩1億円の賭けも CNN EXCLUSIVE

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ラスベガスで銃乱射事件を起こしたスティーブン・パドック容疑者

ラスベガスで銃乱射事件を起こしたスティーブン・パドック容疑者

ラスベガス(CNN) 夜は徹夜でギャンブルに興じて日中は寝て過ごし、不安を抑える目的でバリウムを服用。1晩に100万ドル(約1億円)も賭けながら、スウェット姿でラスベガスのカジノに現れ、飲料はチップを払いたくないという理由から自分で持ち込んでいた――。

ラスベガスで起きた米史上最悪の銃乱射事件で、少なくとも58人を殺害したスティーブン・パドック容疑者。CNNはこのほど、同容疑者が自らの生活について語った2013年の陳述書を独占入手した。

同容疑者は、2011年にコスモポリタンホテルで足を滑らせて転んだとして民事訴訟を起こし、13年10月29日に陳述を行った。今回の事件と直接的な関係はないものの、関係者によると、陳述書は米連邦捜査局(FBI)に提出されたという。

陳述の中でパドック容疑者は、自分には精神衛生問題はなく、薬物などの依存症も犯罪歴もないと語っている。

ただ、不安感を抑えるために、ネバダ州のスティーブン・ウィンクラー医師からバリウムを処方されていたという。どのくらいの頻度で服用していたかは不明だが、1年半前に処方された60錠入りのボトルに、10~15錠の残りがあると語っていた。

医薬品メーカーによると、バリウムなどのジアゼパムを服用すると、攻撃的になったり怒りっぽくなるなどの副作用が出ることがある。パドック容疑者が最後にバリウムを服用したのがいつだったのかは不明だが、ラスベガスの地元紙は、ウィンクラー医師が今年6月、パドック容疑者のためにジアゼパムを処方したと伝えていた。

パドック容疑者は陳述の中で、銃を隠して携帯できるテキサス州の免許を持っているとも証言していた。しかし銃に言及しているのはこの部分のみだった。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「EXCLUSIVE」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]