米心臓協会の会長が心臓発作、学会の最中に

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米心臓協会の会長を務めるジョン・ワーナー医師

米心臓協会の会長を務めるジョン・ワーナー医師

(CNN) 米心臓協会の会長を務めるジョン・ワーナー医師(52)が、カリフォルニア州アナハイムで開かれていた学会の最中に軽度の心臓発作を起こして病院に運ばれた。

ワーナー氏はテキサス州ダラスにあるテキサス大学サウスウエスタンメディカルセンターの最高経営責任者(CEO)。心臓協会の発表によると、13日に軽い心臓発作を起こして近くの病院に運ばれ、ステントを挿入して狭くなった動脈を広げる処置を受けた。その後は順調に回復しているという。

現役の心臓専門医でもあるワーナー氏は、発作に見舞われる前日の12日に行った講演で、自身の家族の心疾患歴に触れ、父と祖父が60代で心臓バイパス手術を受けたことを明らかにしていた。母方の祖父と曽祖父も心疾患のため死亡したといい、「私の家系は全員が、心疾患のため短命だった」と語っていた。

心臓協会によると、心臓発作では胸部の不快感、上半身の痛み、息切れなどの症状が表れ、まれに冷や汗や吐き気、めまいを伴うこともある。

ほとんどの場合、症状は徐々に強くなるが、何の前触れもなく発作が起きることもある。いずれにしても、直ちに治療を受ける必要がある。

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