米南部連続発砲、容疑者を逮捕 恋愛関係のもつれで犯行か
(CNN) 米南部ルイジアナ州バトンルージュ近郊で起きた連続発砲事件の容疑者が、東部バージニア州リッチモンドで27日に逮捕された。当局は恋愛関係のもつれによる犯行との見方を示している。
ダコタ・セリオット容疑者(21)は事件から一夜明けた同日午前、リッチモンドにある親類宅の前に車で現れたところを拘束された。
事件ではセリオット容疑者の両親ら5人が死亡した。容疑者は26日午前に両親を銃で撃ち、さらに40キロ余り離れた民家で、そこに住む交際相手の女性と女性の父、弟を殺害した疑い。
地元保安官によると、容疑者は何週間か女性の家に同居していたが、最近出ていくように言い渡されたという。
セリオット容疑者は事件後、逃走していたが、リッチモンドに親族がいることが分かり、現地当局が捜索を始めていた。親族はホテルで夜を明かし、帰宅する前に自宅の様子を確認してほしいと当局に依頼した。
捜査チームが現場へ出動した時に偶然、容疑者がやってきた。容疑者はいったん車の中から銃を構えたが、まもなく投降したという。