バー米司法長官、下院公聴会の証言見送りへ 条件巡り民主と対立

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バー米司法長官が下院公聴会での証言を見送る見通しとなった/NICHOLAS KAMM/AFP/Getty Images

バー米司法長官が下院公聴会での証言を見送る見通しとなった/NICHOLAS KAMM/AFP/Getty Images

(CNN) 米下院司法委員会のナドラー委員長(民主党)は、バー司法長官が2日の下院公聴会での証言を見送る見通しだと明らかにした。下院民主党とバー氏の間では、公聴会で同委員会の法律専門家による質問を行うかどうかを巡り対立が生じていた。

ナドラー氏はまた、バー氏がロシア疑惑捜査報告書の未編集版提出を求める召喚状に応じない姿勢を示したことも明らかにした。召喚状で定めた提出期限は1日だった。

ナドラー氏は、バー氏の証言を求める召喚状を出す可能性を否定しなかったものの、主眼となるのは報告書の入手だとして、証言に関する召喚状を出すかどうかは明言しなかった。

バー氏が法律専門家の質問がある場合は公聴会に出席しない意向を示していることについて、ナドラー氏は「委員会を脅迫しようとしている」「政権がわれわれの公聴会の条件を決めることはできない」としている。

ナドラー氏はまた、マラー特別検察官による証言の候補日として今月15日を検討していることも明らかにした。

司法省報道官は、バー氏は2日の公聴会に出席しない方針だと確認。省として引き続き司法委員会の監視要請に協力していくと表明した。

これとは別に、バー氏は1日、共和党主導の上院司法委員会で証言した。ロシア疑惑をめぐるマラー特別検察官の捜査報告書について、公表の仕方などに問題はなかったとの認識を示した。

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