トランプ氏、ポーランド大統領と会談 米軍1000人増派で合意
ワシントン(CNN) トランプ米大統領とポーランドのドゥダ大統領は12日、ホワイトハウスで会談し、ポーランドに巡回駐留する米軍兵士を1000人増やすことで合意した。
ポーランドはまた、米国から最新鋭ステルス戦闘機F35を購入する手続きも進めている。この日の会談では、ホワイトハウス上空をF35が飛行する場面もあった。
トランプ氏は、欧州に展開する米軍の総数に変更はないと説明。追加部隊にはドイツから兵士を振り向ける考えを示した。トランプ氏は国防費増額が不十分だとしてドイツを批判してきた。
増派の費用については、「ポーランドが基地やインフラを提供する」と述べ、「プロジェクトを構築するのはポーランドで、米国にコストは発生しない」としている。
一方、ドゥダ大統領は米軍展開の重要性を強調し、増派には特殊部隊などが含まれると指摘した。兵たん部門や師団司令部の設置についても協議したという。
今回の決定には米国とポーランドの軍事関係を強固にする狙いがある。ポーランドは対ロシア抑止体制の強化を図っており、増派は朗報となりそうだ。ただ、トランプ氏が増派をロシア抑止策の一環と位置付ける場面はなかった。
政権高官は増派について、北大西洋条約機構(NATO)とロシアの関係の指針となる基本議定書に沿った内容になると指摘した。
ポーランドには現在、約4000人の米兵が巡回駐留している。