高速道路横断中のピューマ、車にはねられ死ぬ 米LA
(CNN) 米国立公園局(NPS)は9日までに、ロサンゼルスを走る高速道路405号線で7日早朝、野生のピューマが車にはねられ死んだことを明らかにした。このピューマは数カ月前に405号線を渡ったことが確認されていた。
NPSの声明によると、このピューマは「P61」の識別名で知られる4歳の雄で、サンタモニカ丘陵内の山道近くに生息。研究者が追跡できるようGPS(衛星利用測位システム)発信器付きの首輪を装着していた。
GPSの最後のデータでは、2本の道路に挟まれた区域を移動中だった。
地元当局はフェイスブックで、ロサンゼルス市の動物管理官が死骸を回収したと明らかにした。
NPSによると、ピューマは405号線を渡ろうとしていた模様だという。
このピューマは数カ月前、405号線を渡ることに成功。NPSが17年間にわたりサンタモニカ丘陵一帯のピューマを調査してきた中で、GPS発信器付きの首輪を付けた個体が405号線の横断に成功したのは初めてだった。