フェデックス運転手が強盗と銃撃戦、容疑者の男を射殺 米フィラデルフィア
(CNN) 米ペンシルベニア州フィラデルフィアで、運輸大手フェデックスの運転手が強盗に襲われ、持っていた銃で反撃して相手を射殺する事件があった。
CNN系列局KYWが警察の話として伝えたところによると、フェデックスの運転手は17日夕刻、荷物を降ろしていたところを強盗に襲われた。
運転手は警察の調べに対し、容疑者の男に銃口を突き付けられて金品を奪われ、腹部を撃たれたと話している。
だがCNN系列局のWPVIによれば、この運転手も銃を携帯していた。
運転手は銃を撃ち返すと自分で車を運転して食品店に行き、警察に事情を説明した。
現場に駆け付けた警察は、容疑者と思われる27歳の男が銃弾を浴びて倒れているのを発見。盗まれた金品はこの男が所持していた。
男は胸と背中、胴体に複数の銃弾を浴びており、搬送先の病院で死亡した。
KYWによると、現場近くに止めてあった車からは、複数の盗品が見つかった。
フェデックスと運転手は捜査に協力しているが、WPVIによれば、従業員の銃携帯に関する方針についての質問に、同社からの回答はなかった。
運転手は病院に運ばれ、容体は安定しているという。