バイデン氏、5月に87億円の選挙資金調達 月内にオバマ氏との集会も
(CNN) 今秋行われる米大統領選で野党・民主党からの指名を確実にしているバイデン前副大統領が5月に調達した選挙資金は約8100万ドル(約87億円)だったことがわかった。バイデン氏の選挙陣営が明らかにした。4月から大きく増えたという。
バイデン氏は15日夜、620人から600万ドルの寄付を受けたと明らかにした。指名を争ったウォーレン上院議員とともにリモートで資金調達のイベントを行った。バイデン氏はイベントで、ウォーレン議員に謝意を示したという。
オバマ前大統領も23日のリモートでの資金調達のイベントにバイデン氏とともに参加する見通し。
オバマ氏はバイデン氏陣営を通じて声明を発表し、「これは我々の歴史における重要な瞬間だ。そして、あらゆる経歴と政治的色合い持つ米国人が団結し、より正しく、より寛容で、より民主的な米国を生み出すために戦うことが必要だ。そこでは、すべての人々が正当に挑戦できる」と述べた。
バイデン氏は先ごろ、ハリス上院議員とともにイベントを行い、350万ドルを調達していた。バイデン氏は本選に向けて、指名候補を争ったかつてのライバルや彼らの資金調達の基盤により頼る傾向が明らかになっている。