副大統領候補の討論会、民主ハリス氏勝利59% CNN世論調査
(CNN) 米大統領選に向けて7日に開かれた副大統領候補による討論会で、民主党候補のカマラ・ハリス上院議員が勝利したと評価する有権者は59%で、共和党候補のペンス副大統領が勝利したと見る有権者(38%)を上回ったことがわかった。CNNの世論調査で判明した。
討論会前の世論調査ではハリス氏勝利を予想する人が61%、ペンス氏勝利を予想する人が36%で、予想とほぼ同じ結果となった。
男女間では大きな差がある。女性はハリス氏勝利と答えた人が69%、ペンス氏勝利と答えた人が30%だったが、男性はそれぞれ48%、46%だった。
ハリス氏への支持率も上昇した。討論会前の56%から討論会後は63%に上がった。ペンス氏は討論会の前後とも41%だった。
両候補とも大統領としての適格性については「ある」と答える人が多かった。必要な際に最高司令官として務められるかとの問いに、ペンス氏には65%、ハリス氏には63%が適格だと答えた。
CNNの討論会後の世論調査はSSRSによって実施された。副大統領候補の討論会を見た609人の登録有権者に電話で行われ、誤差はプラスマイナス5.3ポイント。回答者は9月30日~10月4日に電話かオンラインでインタビューを受け、討論会を見る予定で討論会後に再度調査を受けることに同意した人。SSRSのオピニオンパネルのメンバーでもある。同パネルは国全体を代表する確率を基礎としたパネルとなっている。