ペンス氏周辺の新型コロナ感染者5人に、首席補佐官ら
(CNN) ペンス米副大統領の周辺で最近、ショート副大統領首席補佐官ら少なくとも5人が、新型コロナウイルス感染の検査で陽性反応を示したことが分かった。
情報筋がCNNに語ったところによると、陽性者は今後数日でさらに増える可能性もあり、副大統領室のスタッフらは戦々恐々としている。
オマリー副大統領報道官は24日の声明で、ショート氏が陽性判定を受けて隔離状態に入り、接触追跡に協力していると発表。一方、ペンス氏とカレン夫人は陰性で健康状態も良好だと述べた。
副大統領室が名前を公表した最近の感染者はショート氏のみだが、事情に詳しい関係者2人によると、このほかに側近のザック・バウアー氏も24日、感染が確認された。
バウアー氏はペンス氏の秘書役として日夜行動をともにする立場にある。ただし、接触のあった副大統領上級顧問、マーティー・オブスト氏が陽性反応を示したことを受け、20日から自宅で隔離生活を送っている。
ペンス氏は最近では23日にショート氏と接触していた。しかし当局者によると隔離の予定はなく、来月3日の大統領選に向けて計画通りに連日各地で集会を開く方針だ。