次期米政権の広報チームは全員女性 バイデン氏がメンバー発表
(CNN) 米国のバイデン次期大統領とハリス次期副大統領は29日、ホワイトハウスの広報チームを構成する高官7人の顔ぶれを発表した。大統領報道官に起用されるジェン・サキ氏をはじめ、女性が初めて全ての主要ポストを占める。
7人の中には複数の非白人女性も含まれている。
サキ氏はオバマ前政権でホワイトハウス広報部長や国務省報道官を歴任した。2004年大統領選で民主党候補ジョン・ケリー氏の選挙陣営、08年と12年大統領選でオバマ陣営の広報を担当した経歴を持つ。
ホワイトハウス広報部長には、バイデン陣営の選対副本部長と広報責任者を務めたケイト・ベディングフィールド氏を充てる。
ホワイトハウスの副広報部長にはピリ・トバール氏。民主党全国委員会の中南米系メディア担当報道官などを歴任し、バイデン陣営で広報を担当した。
大統領副報道官にはバイデン陣営の上級顧問で、後にハリス氏の首席顧問を務めたカリーヌ・ピア氏。
副大統領報道官にはシモーン・サンダース氏、副大統領の広報部長にはアシュレー・エティエンヌ氏、ジル・バイデン夫人の広報部長にはエリザベス・アレキサンダー氏と、いずれもバイデン陣営の上級顧問が起用される。