ファウチ所長、1月半ばから休日なしの激務告白 80歳に
(CNN) 米政府の新型コロナウイルス予防策を担う中心人物の1人であるファウチ米国立アレルギー感染症研究所長は、コロナ禍が深刻化した今年に入り、1週間7日、1日18時間働き続ける生活を送っていることをこのほど明らかにした。
CNNとの会見で述べたもので、今年1月半ば以降、休日は1日も取っていないことも告白。数カ月間このような状態で働いた後、日々の境目がぼやけ始めているとも明かした。
「(新型コロナの)問題は極めて重大であるため、全ての努力を傾注することが必要」と強調した。
ファウチ所長は今月24日、80歳の誕生日を迎えた。時期が時期だけに、3人いる娘さんと誕生日を一緒に祝う一家の伝統は守れないだろうとも語り、「私が国民に説いていることを私が実践する必要性を強く感じている」と述べた。
「間違いなく悲しいこと」と嘆きつつ、娘たちが生まれて以降、クリスマスと誕生日の休暇を共に過ごせないのは初めてともつけ加えた。