ウミガメ調査中に1.3億円相当のコカイン発見 米フロリダ州の海岸
(CNN) 米フロリダ州の海岸で先月、ウミガメの産卵調査をしていた米空軍要員が、ブロック状に固められたコカインを発見した。当局の発表によると、120万ドル(約1億3200万円)相当の量が回収された。
現場はフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地の海岸。空軍の施設隊で野生生物の保護管理に当たっている担当者がウミガメの調査中、ビニールとテープを固く巻きつけた包みを発見した。同担当者は薬物ではないかと疑い、警備隊に連絡した。
部隊が到着するまでの間、同担当者がさらに車を進めたところ、同じような包みが次々と見つかった。
地元保安官が現地で調べた結果、中身はコカインと確認された。回収された包みは24個、計30キロ近くに上り、国土安全保障省の捜査部門に引き渡された。
回収されたコカインは120万ドル相当と見られる/From Space Launch Delta 45
コカインの出どころは今のところ特定されていないが、密売業者が船で運んでいた荷物の梱包材が破損し、一部が海にこぼれて海岸に打ち上げられたとみられる。