学校銃撃を計画の疑いで中学生2人逮捕、犯行加担を仲間に持ちかけ 米

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会見を行うリー郡の保安官/Lee County Sheriff's Office

会見を行うリー郡の保安官/Lee County Sheriff's Office

(CNN) 米フロリダ州の中学校に通う男子生徒2人が学校銃撃を計画したとして逮捕された事件で、捜査当局は2人がほかにも複数の生徒を誘って銃撃に加担させようとしていたとする報告書をまとめた。

逮捕された13歳と14歳の男子生徒は、9月11日に合わせて自分たちが通うハーンズマーシュ中学校で銃乱射を計画していたとされ、殺人未遂や教唆、共謀の容疑で逮捕された。

逮捕報告書によると、2人は授業中やズームのビデオ会議中、食堂での会話で仲間の生徒を誘い、銃撃に加担するよう持ちかけていた。

捜査員が事情を聴いた生徒3人は、逮捕された2人について、1週間以上前から「学校での銃撃の話をしていた」と証言したという。

2人は仲間の生徒に対し、コロンバイン(1999年にコロラド州の高校で起きた銃乱射事件)に触発されたと話し、ほかの生徒たちを銃撃したら自分たち自身を撃つつもりだと告白。武器を闇市場で調達する計画を打ち明けて、防犯カメラの位置やガス管の配置、銃撃の場所を記した地図を見せたとされる。学校内で武器は見つからなかった。

一方、同州リー郡の保安官は先週、生徒らの自宅で捜索が行われ、銃1丁、ナイフ数丁などが見つかったと公表していた。

仲間の生徒には個々に接触して学校銃撃に加わりたいかどうかを口頭で尋ねていたが、全員が拒んでいた。

銃撃の標的はいじめをする生徒と定め、ガスを使って気をそらしておいて、食堂で銃撃を実行する計画だったとされる。

保安官事務所によると、容疑者2人は12日に出廷し、少年拘置所で21日間勾留される。次回は今月27日に出廷する予定。

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