サーフィン大会の会場で警官が武装した男を射殺 米カリフォルニア州
(CNN) 米カリフォルニア州南部ハンティントンビーチで開催されているサーフィンの全米オープンの会場付近でこのほど、銃を持った男が警官に射殺される事件があった。
地元警察の発表によると、25日午後3時すぎに「銃を持った不審な男」がいるとの通報が入り、警官らが出動した。
男は大会会場に近い砂浜で見つかった。警官の度重なる指示に従わなかったため、射殺されたという。
会場には多くの人が集まっていた。近くにいた女性がCNN提携局に語ったところによると、周囲の人々は逃げ出したり、花火か銃声かと見回したりしていた。地面に伏せる人を見て、ほかの人々も従った。
警官らは現場で救命措置を施したが、男は搬送先の病院で死亡した。現場で銃1丁が回収された。
郡保安局のツイートによると、死亡したのは住所不定の43歳の男と判明した。警察の規定に従い、同保安局が射殺に至った状況などを調べている。