在宅でビデオ会議中の女性、幼児の発砲で死亡 同居の男を逮捕 米フロリダ州
(CNN) 米フロリダ州の住宅で、同僚とビデオ会議をしていた女性が幼児の撃った銃弾に当たって死亡する事件があり、警察は同居していた男を過失致死などの容疑で逮捕した。
同州アルタモンテスプリングス警察によると、死亡したシャマヤ・リンさん(21)は8月11日、自宅で同僚とビデオ会議中に頭部を撃たれた。ビデオ会議の相手は、リンさんの背後に幼児の姿が見え、物音がした直後にリンさんが仰向けに倒れて返事がなくなったことから通報した。
州検察の発表によると、リンさんの死亡に関連して、同居していたパートナーのビオンドレ・エイブリー容疑者(22)が過失致死および銃の安全な保管を怠った罪に問われ、13日に出廷した。次回は11月23日に出廷する。
警察の捜査では、カップルの寝室の床に置いてあった子どもの「パウ・パトロール」のリュックの中に、エイブリー容疑者の銃が弾を込めた状態で入っていた証拠が見つかった。
検察によると、事件当時エイブリー容疑者は不在で、幼児が自分で銃を持って発砲したことが証拠で裏付けられている。
エイブリー容疑者は12日に逮捕され、保釈されないまま勾留されている。