エプスタイン被告の元パイロット、クリントン氏やトランプ氏ら乗せたと証言
ビソスキー氏の30日の証言で言及された著名人のうち、今回の裁判に関連して不正を犯した疑いのある人物はいない。クリントン氏の報道官は以前、同氏が2002年から03年にかけてエプスタイン被告の航空機に4回搭乗したことがあると認めたものの、被告の「恐ろしい犯罪」について元大統領は何も知らなかったと述べていた。
ビソスキー氏の証言はマクスウェル被告の裁判の2日目に行われた。
エプスタイン被告は19年に性的人身売買容疑で逮捕された後、監房内で死亡しているのが見つかった。検視官はその後、死因を首つり自殺と断定した。社交界の名士だった英国人のマクスウェル被告は被告と親しい関係にあり、その翌年に逮捕された。共謀や性的人身売買を含む6件の罪状について無罪を主張している。