米南部で相次ぐ竜巻 住宅1000棟損壊、小学校やショッピングセンター直撃
米ルイジアナ州バトンルージュ(CNN) 米南部で21~22日にかけて竜巻が相次ぎ、住宅の損壊や停電などの被害が広がっている。テキサス州では21日に25個の竜巻が発生し、住宅約1000棟が損壊した。
22日には同じ暴風の影響でルイジアナ州やミシシッピ州でも竜巻が発生。米国立気象局(NWS)は「大型で非常に危険な竜巻」が22日夜にルイジアナ州ニューオーリンズを襲ったと伝えた。
ミシシッピ州では現地時間の22日午後7時現在、18個の竜巻が観測されている。
![被害を受け、撤去作業を行う住民=21日、米テキサス州ラウンドロック/Jay Janner/AP](/storage/2022/03/23/82880fb6ea86b17dee6f9c874be859c0/220322010202-02-round-rock-tornado-damage-03212022-super-169.jpg)
被害を受け、撤去作業を行う住民=21日、米テキサス州ラウンドロック/Jay Janner/AP
ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、フロリダの各州では一部地域に竜巻注意報が出された。
21日にテキサス州オースティン郊外のウィリアムソン郡を襲った2個の竜巻は、32キロ以上の範囲で被害を発生させた。郡当局者は記者会見で「住宅1000棟が損壊した地区もあると思われる」と語った。