バイデン氏、「近日中に」にテキサス州訪問へ 学校銃撃の遺族と面会

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バイデン米大統領=25日、米ワシントンのホワイトハウス/Kevin Lamarque/Reuters

バイデン米大統領=25日、米ワシントンのホワイトハウス/Kevin Lamarque/Reuters

(CNN) バイデン米大統領は25日、テキサス州ユバルディを近く訪問し、学校銃撃事件で死亡した子ども19人、教員2人の遺族と面会する考えを示した。

バイデン氏はホワイトハウスで警察改革に関する大統領令に署名した際、事件に言及。「ジル(夫人)と私は遺族と会うために近日中にテキサスを訪れ、我々も遺族の痛みを感じていることを伝える。衝撃と悲嘆、心の傷に苦しむコミュニティーに少しばかりの慰めをもたらすことができればと思う」と語った。

前日夜の国民向け演説での発言と同様に、「現在の状況にうんざりしている」とも述べた。

バイデン氏は「常識的な」銃規制であらゆる悲劇を未然に防ぐことはないものの、そうした規制は「大きな影響を持つ」とし、「(銃所持の権利を認めた)合衆国憲法修正第2条に悪影響を与えることはないだろう」との認識を示した。

「修正第2条は絶対的なものではない」とも述べ、「修正第2条が可決された時、大砲を所有することは認められなかった。一部の種類の武器については所有が認められなかった。常に制限があった」と見解を示した。

そのうえで「人を殺す目的で設計・販売されている戦争用の兵器を18歳が買えるという考えは単純に間違いだと思う。常識的な感覚に反する」と説いた。

さらに、連邦議会が直ちに取りうる「ささやかな措置」として、アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)長官にスティーブ・デッテルバック氏を指名した人事案を承認するよう訴えた。

死者21人、負傷者17人を出したユバルディの小学校襲撃はここ10年近くで最悪規模の学校銃撃事件となった。米国ではわずか10日前にもニューヨーク州バファローで銃乱射事件が起きたばかりだった。

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