米CIA長官、ウクライナを訪問していた
(CNN) ロシアによるウクライナ侵攻が2年目に突入するとみられるなか、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が今月に入り、ウクライナを訪問して、同国のゼレンスキー大統領や当局者と会談していたことがわかった。情報筋2人が明らかにした。
当局者によれば、バーンズ氏は、米国の関与を強化し、ロシアの侵攻と戦うウクライナに対して支援を提供する。その中には諜報(ちょうほう)の共有が含まれるという。
情報筋はそれ以上の詳細については明らかにしなかった。
米国は、ロシアがウクライナ侵攻の苦戦で核兵器に頼る可能性があるとの懸念を強めている。バーンズ氏や他の米政府高官は公の場でロシア政府が核兵器について積極的に準備を進めているという証拠はないと語っているが、事情に詳しい当局者によれば、ロシアが侵攻を開始した2月以降で、核のリスクが最も高い可能性がある。