バイデン氏、予想された「巨大な赤い波起きず」 中間選挙結果受け
(CNN) バイデン米大統領は9日、前日の中間選挙を受けてホワイトハウスで記者会見を開き、選挙について「民主主義と米国にとっていい日だった」と語った。
バイデン氏は「米国民が声を上げたことで、民主主義が我々のあり方なのだということを示した」と述べ、選挙への介入は少なかったとの認識を示した。
まだ結果は出そろっていないものの、現時点での状況を総括し「マスコミや評論家は(共和党が圧勝するという)巨大な赤い波を予測しているが、それは起きなかった」と述べた。また「私のしつこい楽観主義に幾分むっとしていた人がいるのを知っているが、プロセス全体を通して私は満足している」とも語った。
失った民主党の議席について胸が痛むとしつつ、「失った下院議席は過去40年間の民主党大統領が経験した最初の中間選挙としては最少だった」と指摘した。