「世界最大の活火山」が38年ぶりに噴火 米ハワイ島
同島のヒロ空港やコナ空港でフライトに影響が出ている。米サウスウエスト航空はヒロ空港からの出発便を停止し、オアフ島ホノルル発着の5便をキャンセルした。
USGSによると、マウナロア火山の噴火は最初に詳しく記録された1843年以降、33回目。前回の1984年から今回までの間隔は、この間で最も長かった。
山頂から約30キロ西に位置するキラウエア火山では、2018年の噴火で溶岩が住宅地に流れ込み、700棟以上の家屋が損壊した。
マウナロア火山では今年6月以降、地震活動が盛んになり、9月には100回を超える日もあった。10月には山頂付近への立ち入りが禁止されていた。