決選投票で共和党候補敗北、党内からもトランプ氏非難する声

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(CNN) 米ジョージア州上院選の決選投票で共和党候補のハーシェル・ウォーカー氏が民主党現職のラファエル・ウォーノック上院議員に敗れたことで、共和党内からトランプ前大統領を非難する声が出ている。

アイオワ州の有力な共和党員ボブ・バンダー・プラーツ氏は、ツイッターへの投稿で、ウォーカー候補の敗北はトランプ氏にとってさらなる打撃となると述べた。プラーツ氏はかつてトランプ氏を支持していた。プラーツ氏はさらに、全米の保守層は敗北することにうんざりしていると述べ、2024年の大統領選が未来を勝ち取るための鍵となるとして、きちんとした選択を行うよう訴えた。

一部の共和党議員や支援者がトランプ氏から距離を置きつつあるなか、トランプ陣営はジョージア州での勝利が流れを変えて、精彩を欠いた3度目の大統領選出馬に力を与えることを期待していた。

トランプ陣営は、プラーツ氏のツイッターへの投稿が、決選投票での敗北についてトランプ氏を非難する数多くの声の始まりに過ぎないとみている。

トランプ氏の側近は、今回の敗北が共和党内の反トランプの動きに勢いをつけて、大統領選への出馬がより難しくなることを懸念している。

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