米海軍のダイバー、偵察気球の回収を支援
(CNN) 米戦闘機が中国の高高度偵察気球を撃墜した件で、海軍と沿岸警備隊の複数の船舶が、気球が落下した海域に派遣されていることがわかった。米軍高官が明らかにした。
当局者はCNNの取材に対し、海軍はもっと深い場所での破片回収を予想していたものの、破片が落下したのは深さ約14メートルの場所だと述べ、回収作業は「かなり容易に進む」との見通しを示した。
当局者は、海軍のダイバーが必要に応じて回収作業を支援すると述べた。
当局者によれば、無人機を構造物まで潜らせて確保し、回収船へと引き揚げることもできるという。当局者は、撃墜した気球の引き揚げ可能な機器の回収にどのくらい時間がかかるのかはわからないとしながらも、「比較的短時間」で回収が行われる可能性があるとの見方を示した。
「数カ月や数週間はかからないと思う」と当局者は述べた。