高校のダンスパーティー後に銃撃、10代の9人が負傷 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州東部ジャスパー北郊の民家で先週末、高校の学年末恒例のダンスパーティー後に開かれた集まりで銃撃があり、15~19歳の少なくとも9人が負傷したが、いずれも命に別条はなかった。
地元保安官らが23日午前0時すぎに通報を受けて出動した。
負傷者のうち少なくとも8人は近くの病院に運ばれ、このうち一部はさらに別の病院へ搬送された。
保安官事務所が23日夜の記者会見で語ったところによると、動機などは特定されていない。当局が複数の目撃者や参考人から事情を聴いている。
同事務所はまた、現場から数キロ離れた場所で起きた別の銃撃とも関連があるとみて、調べを進めている。
米国では今年、各地で銃乱射事件が続発している。銃撃事件情報サイト「ガン・バイオレンス・アーカイブ(GVA)」によると、年初からこれまでに少なくとも173件が報告され、225人が死亡、675人が負傷した。死傷者の中には多くの若者が含まれている。
今月15日にはアラバマ州で、16歳を迎えた少女の誕生日を祝うパーティーの最中に銃乱射事件が発生。17~23歳の4人が死亡、少なくとも32人が負傷した。10代の4人を含む6人が殺人の罪に問われている。