デサンティス氏、米大統領選の出馬表明へ ツイッター上でのマスク氏との対談で
(CNN) 米フロリダ州のデサンティス知事は24日夜、ツイッターのオーナーのイーロン・マスク氏と共にオンラインで登場し、共和党からの大統領候補指名獲得を目指す選挙活動を開始する。知事の報道官がCNNに明らかにした。
大統領選への出馬表明について、ツイッターのオーディオ・プラットフォーム、ツイッター・スペースを通じ、マスク氏との対談の中で行うとの決定からは、右派のインフルエンサーたちの強固な支持を得たいというデサンティス氏の希望がうかがえる。この動きを含めたより広範な取り組みにより、同じく出馬を表明しているトランプ前大統領を上回る考えだ。
ツイッターでの出馬表明イベントは米NBCニュースが最初に報じた。米東部時間の午後6時に始まり、ハイテク業界の起業家でマスク氏の盟友のデービッド・サックス氏が司会を務める予定。CNNはマスク氏にコメントを求めた。同氏は23日、米紙ウォールストリート・ジャーナルのイベントで、デサンティス氏の発表について確認した。
この中でマスク氏は自らデサンティス氏にインタビューすると説明。その場で同氏から何か重大な発表があると示唆した。またこうしたことがソーシャルメディア上で起きるのはこれまでで初めてだとし、リアルタイムでの質疑応答を台本なしで行うと述べた。
政治家への寄付の活動でも知られる上記のサックス氏はデサンティス氏の支援者で、同氏の政治委員会に7万ドルを超える寄付をしている。
トランプ氏のスーパーPAC(特別政治行動委員会)は23日、非対面形式での出馬表明を決めたデサンティス氏を揶揄(やゆ)する内容の声明を発表した。