女性がバイソンに襲われ重傷 イエローストーン国立公園

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公園側は来園客に向け、バイソンなど大型の動物とは約23メートル以上の距離を置くよう呼び掛けている/Huetter/DPA/Zuma/File

公園側は来園客に向け、バイソンなど大型の動物とは約23メートル以上の距離を置くよう呼び掛けている/Huetter/DPA/Zuma/File

(CNN) 米イエローストーン国立公園で17日午前、アリゾナ州在住の女性(47)がバイソンに襲われ、胸部と腹部に重傷を負った。

公園の発表によると、女性ともう1人の人物がイエローストーン湖北岸のコテージ付近を歩いていた時、2頭のバイソンに遭遇した。引き返そうとする2人にバイソンが襲い掛かり、女性を角で突いた。

女性はヘリコプターで病院に運ばれた。容体の詳細は不明。2人がバイソンにどのくらい近づいていたのかも分かっていない。

米国立公園局によると、イエローストーン国立公園には昨年夏の時点で約5900頭のバイソンが生息していた。雌は最大約450キロ、雄は同約900キロの大きさになる。

公園側は来園客に向け、バイソンなど大型の動物とは約23メートル以上の距離を置くよう呼び掛けている。バイソンは発情期の7月中旬から8月中旬にかけて怒りやすくなる傾向があり、人間の3倍の速さで走ることができるという。

来園者がバイソンに襲われたケースは昨年6月末にも報告されたが、今年は初めてとされる。

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