猛ボブキャットに要注意、子どもや犬が襲われる被害続発 米ジョージア州
(CNN) 米ジョージア州北東部で子どもや犬が「獰猛(どうもう)な」ボブキャットに襲われる被害が相次ぎ、当局が住民に注意を呼びかけている。
同州オグルソープ郡消防救助隊によると、同郡ウィンタービルで6日、それぞれ自宅前で遊んでいた3歳の女児と10代の男児が相次いでボブキャットに襲われて負傷した。いずれも命に別条はないという。被害者の家は約400メートルほどしか離れていなかった。
3歳の女児は背中をかまれ、指を骨折して近くの病院に救急搬送された。10代の子どものけがの状況は分かっていない。
この周辺では前日にも犬2匹が襲われていた。犬のけがの程度は不明。
人や犬を襲ったボブキャットが狂犬病に感染していたかどうかは分かっておらず、子どもは2人とも狂犬病の予防接種を受けた。
その後は被害は確認されていない。しかし問題のボブキャットがまだ捕獲されていないことから、当局は住民に警戒を促し、子どもを外で遊ばせる場合は目を話さないよう呼びかけている。