トランプ氏、ネタニヤフ氏を痛烈批判 ハマスによる攻撃巡る諜報の落ち度で
ワシントン(CNN) 米国のトランプ前大統領は13日までに、イスラエルのネタニヤフ首相を厳しく批判した。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの攻撃に対し、同首相が不意を突かれたとの見解を示した。一方でレバノンの武装組織ヒズボラを「非常に賢い」と称賛した。
この発言はトランプ氏とネタニヤフ氏の関係の悪化を反映すると共に、米大統領選の共和党候補者らが軒並みネタニヤフ氏を強固に支持する立場を取ろうとしている状況とも際立った対照をなす。
トランプ氏は11日放送のFOXニュースとのインタビューで、今回の攻撃によってネタニヤフ氏が大変な痛手を被ったと指摘。本人もイスラエルも攻撃への準備ができていなかったと強調した。