子育て指南のユーチューバー、児童虐待の罪認める 米ユタ州
(CNN) ユーチューブで何百万もの視聴者を相手に子育てアドバイスをしていた女が、自分の子どもを虐待した罪に問われ、裁判で罪を認めた。
起訴されたのは米ユタ州アイビンズのルビー・フランク被告(41)。子ども6人と夫との生活の様子を一家のユーチューブチャンネルで紹介し、子どもたちを罰する動画を掲載していた。中には子どもたちに食事を与えなかったり、息子を何カ月も自室から締め出したりする動画もあった。
捜査当局によると、フランク被告は陰で子どもたちを虐待し、悪魔に取りつかれていると思い込ませようとしていたとされる。18日の裁判記録によると、子どものうち2人はフランク被告から、蹴られたり頭を水に沈められたり、口と鼻を手でふさがれたりといった虐待を受けていた。
フランク被告は子どもたちを従わせ、反省させるために罰が必要だったと主張している。
同被告は18日、司法取引の一環として、児童虐待の罪状4件について罪を認めた。