米海軍、紅海上で24のミサイルやドローン迎撃 イエメンからフーシ発射

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イエメンの反政府武装組織フーシに拿捕(だほ)された貨物船「ギャラクシー・リーダー」=2023年11月20日、紅海/Houthi Movement/Handout/Getty Images

イエメンの反政府武装組織フーシに拿捕(だほ)された貨物船「ギャラクシー・リーダー」=2023年11月20日、紅海/Houthi Movement/Handout/Getty Images

(CNN) 米海軍はイエメンの反政府武装組織フーシが発射した計24のミサイルやドローン(無人機)を迎撃した。米国防当局者2人が明らかにした。紅海上で発生したフーシの攻撃としてはここ数カ月で最大規模になる。

初期分析によると、今回の攻撃で損傷した船舶はない。負傷者も出ていないという。

当局者の一人は、駆逐艦3隻が迎撃に関与したと説明した。米国は紅海の海上輸送を保護する多国間の取り組み「繁栄の守護者作戦」の一環で、紅海に複数の艦船を展開している。合同作戦には20カ国以上が参加している。

3人目の当局者は「紅海南部付近できょう、フーシの攻撃が発生したことを確認する。追加の詳しい情報が入手でき次第、提供する方針だ」と語った。

ミサイルとドローンが同時発射されたのかどうか現時点では不明。

今回の攻撃はブリンケン米国務長官の中東歴訪中に発生した。中東訪問の目的はパレスチナ自治区ガザ地区の紛争を抑え込み、地域情勢のエスカレートを防ぐことにある。

イランを後ろ盾とするフーシはドローンやミサイルの発射について、パレスチナ人との連帯を示すものだと説明している。イスラエル・ハマス紛争の開始直後に攻撃を開始した当初、フーシはイスラエルとつながりのある商船を標的にしていた。

ただ、米中央海軍のクーパー司令官は先週、直近十数回の攻撃の大半はイスラエルとは無関係だとの見方を示した。

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