米航空1600便が欠航、システム障害の影響3日連続

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ハーツフィールドジャクソン国際空港で列を作る旅行客=20日、米ジョージア州アトランタ/Megan Varner/Getty Images via CNN Newsource

ハーツフィールドジャクソン国際空港で列を作る旅行客=20日、米ジョージア州アトランタ/Megan Varner/Getty Images via CNN Newsource

(CNN) 19日に世界中で発生したシステム障害の影響が、21日になっても続いている。米国では3日連続で空の便の欠航や遅れが続出し、数千人の乗客が空港で足止めされた。

飛行状況追跡サイト「フライトアウェア」によると、米国内の空港に離着陸する便は21日夜までに約1600便が欠航となり、8500便に遅れが出た。欠航便のうち1000便あまりはデルタ航空の便だった。

前日の20日は2136便が欠航、2万1300便以上に遅延が発生した。

影響は空港にとどまらず、世界中の企業や政府機関、医療救急サービス、銀行、学校、大学などがシステム障害に見舞われた。専門家がCNNに語ったところによると、原因はサイバーセキュリティー企業クラウドストライクが米マイクロソフトのウィンドウズ向けに配信したソフトウェア更新プログラムの欠陥だった。

マイクロソフトによると、この障害の影響は推定850万のウィンドウズシステムに及んだ。

クラウドストライクのジョージ・カーツ最高経営責任者(CEO)は顧客に謝罪し、修正プログラムを配信していると説明した。しかし専門家は、システムの復旧には時間がかかると予想している。

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