米シークレットサービスの前長官に警護隊、トランプ氏暗殺未遂後続く脅迫に対処

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トランプ前大統領に対する暗殺未遂事件について連邦議会下院で証言するチートル氏/Samuel Corum/Getty Images via CNN Newsource

トランプ前大統領に対する暗殺未遂事件について連邦議会下院で証言するチートル氏/Samuel Corum/Getty Images via CNN Newsource

(CNN) 米シークレットサービス(大統領警護隊)のチートル前長官に警護隊が割り当てられたことが17日までに分かった。同氏は先月、トランプ前大統領の暗殺未遂事件につながった警備の不備の責任をとって辞任したが、その後脅迫を受け続けていたという。脅迫にはネット上への文言の投稿に加え、面と向かって直接脅された事案も含まれる。

法執行機関の情報筋がCNNに明らかにした。

事情に詳しい別の情報筋によれば、シークレットサービスの複数の職員も暗殺未遂事件以降脅迫を受けているという。こうした脅迫は現在監視されているが、それ以外に安全のための措置が講じられたのかどうかは不明。

通常であれば、シークレットサービスの現長官や元長官が自らのための警護を付けることはない。しかしチートル氏に関しては、シークレットサービスの組織共々暗殺未遂事件での失態を厳しく批判されたことから警護措置が講じられた形だ。

シークレットサービスはコメントを控えた。

トランプ氏が演説中に銃撃されて負傷した後、右派のメディアや一部の共和党議員は当日警護に当たっていた女性のシークレットサービス職員数人も批判。これらの女性は体格が小さすぎてトランプ氏を守ることができていなかったと指摘した。女性職員に対するこのような攻撃はオンライン上でも長く続いた。

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