電車内での銃乱射、30歳男を殺人罪で起訴 米シカゴ

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射殺事件をうけ立ち入り禁止となった駅の駐車場=2日、米イリノイ州フォレストパーク/Pat Nabong/Chicago Sun-Times/AP

射殺事件をうけ立ち入り禁止となった駅の駐車場=2日、米イリノイ州フォレストパーク/Pat Nabong/Chicago Sun-Times/AP

(CNN) 米イリノイ州のシカゴ交通局が運行する電車で寝ていたと思われる4人が列車内で射殺された事件に関連して、当局は3日、地元シカゴの30歳の男1人を殺人の罪で起訴した。

シカゴ郊外のフォレストパーク警察署が会見で明らかにしたところによると、ランニ・S・デービス被告は、第1級殺人の罪4件で起訴された。郡検察は被告が4日午後に出廷する予定だとした。

事件が発生した列車は2日の午前5時半前後、フォレストパークに向かって走行していた。デービス被告が拘束されたのは銃撃が通報されてから約1時間半後。

警察は拳銃1丁を押収し、銃撃に使用された武器だと確認した。警察はまた、この銃乱射事件を単発の無差別攻撃事件だと見ていることを強調。動機は現時点で特定できていないとした。

事件は二つの車両で発生し、一つの車両で3人、別の車両で4人目が銃撃された。計6発の弾丸が発射されたという。被害者のうち3人は身元が判明したが、もう一人の男性については詳しい情報が入手できておらず、警察が捜査を続けている。

シカゴ交通局が運行する電車では、銃撃の数時間後に別の路線でも刃物による襲撃事件が発生。口論の末、身元不明の男に刺された37歳の被害者が病院に搬送されていた。

事件の容疑者は見つかっておらず、現在も捜査が行われている。

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