トランプ氏の口止め料裁判の量刑言い渡し、延期の要請を棄却 NY地裁
ニューヨーク(CNN) トランプ次期米大統領が元不倫相手への口止め料をめぐり業務記録を偽造したとされる事件で、裁判を担当したマーシャン判事は6日、トランプ氏側が求めていた量刑言い渡しの延期を退けた。量刑の言い渡しは10日に予定されている。
トランプ氏側はさらに上訴する可能性が高い。
マーシャン判事による決定の前、トランプ氏側は裁判所に量刑の言い渡しを延期するよう申請していた。
マーシャン判事は先週、大統領への再選を理由に評決の取り消しを求めたトランプ氏側の主張を退けていた。ただ、マーシャン判事は、トランプ氏に対して実刑判決を下すことはないとも明言していた。
トランプ氏の弁護団は、上訴が行われる間、判決は保留されるべきだと主張している。
6日は、米連邦議会で上下両院合同会議が開催され、2024年の大統領選で、共和党のトランプ氏が勝利したと公式に認定された。