トランプ氏、米国は「いつまでも我慢しない」 和平協定巡りゼレンスキー氏が抵抗と認識

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2月28日、ホワイトハウスで会談したトランプ大統領(左)とゼレンスキー大統領/Nathan Howard/Reuters

2月28日、ホワイトハウスで会談したトランプ大統領(左)とゼレンスキー大統領/Nathan Howard/Reuters

(CNN) トランプ米大統領は3日、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアとの戦争終結に抵抗しているとの認識を示し、米国としてそのような抵抗に対し「我慢するつもりはない」と明言した。先月28日にホワイトハウスで開かれた両者の首脳会談は非難の応酬となったが、ゼレンスキー氏に向けられたトランプ氏の敵意は依然として続いていることが明白になった形だ。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「これはゼレンスキー氏が発し得る最悪の声明だ。米国はそういつまでも我慢するつもりはない!」と書き込んだ。AP通信の見出しを飾った週末のゼレンスキー氏のコメントを引き合いに出しての投稿だった。

ゼレンスキー氏はロシアとの戦争について、終結には「まだ全く程遠い」との認識を表明していた。

トランプ氏は「私が言っていた通りだ。この男は米国の支援を受けている限り、平和を望むことはない。そして欧州はゼレンスキー氏との会談で、米国無しでは仕事がこなせないことをはっきり口にした。恐らく、ロシアに対して強さを見せつけるという意味ではあまり良い声明ではなかっただろう。一体彼らは何を考えているのか?」と続けた。

ホワイトハウスの大統領執務室での騒動から3日が過ぎても、米当局者らはゼレンスキー氏に対する厳しい批判を展開している。ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)は3日、ウクライナとの間でのレアアース(希土類)を巡る協議を再開するにはゼレンスキー氏が遺憾の意を表明する必要があるとの見解を示した。

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