トランプ氏、JFK暗殺関連文書を18日公開へ 「一切黒塗りせず」

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暗殺事件翌日、ホワイトハウスのイーストルームに正装安置されたケネディ元大統領の棺/Abbie Rowe/The White House/John F. Kennedy Presidential Library and Museum

暗殺事件翌日、ホワイトハウスのイーストルームに正装安置されたケネディ元大統領の棺/Abbie Rowe/The White House/John F. Kennedy Presidential Library and Museum

(CNN) トランプ米大統領は17日、文化施設「ケネディ・センター」で記者団の取材に応じ、かねて選挙公約に掲げていたジョン・F・ケネディ元大統領暗殺事件に関する文書の公開を翌18日に行うと明らかにした。文書の黒塗りは一切しない方針という。

トランプ氏は「我々はあす、ケネディ氏関連の全文書を発表・提供する。これは人々が何十年も待ち望んできたことだ。トゥルシ・ギャバード(国家情報長官)に率いられる様々な担当者に指示した。あす公開される予定だ」と述べた。

さらに「文書は途方もない量に上る。読む量は膨大だ」としつつ、「黒塗りは一切しないと思う。『とにかく黒塗りするな、黒塗りしてはならない』と指示した」と明らかにした。

ホワイトハウスが要約版を用意したかどうか問われると、トランプ氏は「いや、私は要約はやらない」とコメント。また公開される文書は「およそ8万ページに上る」とも明らかにした。

トランプ氏は1月の就任早々、ケネディ元大統領やロバート・F・ケネディ元司法長官、マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺関連文書を公開する大統領令に署名。連邦捜査局(FBI)は2月、トランプ氏の大統領令を受けて行った追加調査の結果、ケネディ元大統領に関係する新たな資料約2400点が見つかったと明らかにした。

2023年には、国立公文書館が1963年に起きたケネディ氏暗殺に関連する機密文書の精査を完了していた。こうした機密文書のうち99%は既に一般公開されている。

トランプ氏を含む歴代大統領は公開を約束してきたが、中央情報局(CIA)や国防総省、国務省には依然、公開を拒んでいる文書が存在する。文書の機密性を維持する理由としては主に、いまも存命もしくは存命の可能性のある情報提供者の身元を守る必要性などが挙げられる。

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