マニラで豪雨続く、住民らに避難の指示

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洪水禍に見舞われたマニラ=7日

洪水禍に見舞われたマニラ=7日

(CNN) フィリピンのマニラ首都圏は7日までに激しい雨に見舞われ、当局によると一部地域では水位が腰の高さを超えた。

首都圏開発局によると、圏内各地で道路や住宅の浸水が相次いでいる。ケソン市では水が頭の高さまで達した地域もあるという。同市近郊のラメサ貯水池からは6日夜から水があふれ出し、周囲の低地に流れ込んでいる。

地元当局は住民に避難を呼び掛けている。国営フィリピン通信(PNA)によると、マリキナ市では川沿いの住民に避難命令が出た。

2010年の調査に基づく圏内の人口は約1200万人。都市基盤は弱く、粗末な住宅に貧しい住民がひしめき合うように暮らす地域が多い。

豪雨と水害の影響で、フィリピン株式市場は7日の取引を中止。国鉄も地方行きの路線や通勤電車の運行を取りやめた。

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