モーリタニア大統領、軍部隊の「誤射」で軽傷
(CNN) アフリカ西部モーリタニアのアブドルアジズ大統領が13日夜、軍部隊による銃撃で軽傷を負った。国営モーリタニア通信(AMI)が伝えた。
AMIによると、大統領の車列が訪問先から首都ヌアクショットへ戻る途中、沿道に配置された部隊が「誤って」発砲した。大統領は同市内の軍病院で治療を受け、順調に回復しているという。
アブドルアジズ大統領は2008年のクーデターでアブドライ前大統領を追放し、09年に就任した。同国当局は最近、隣国マリ北部を拠点とする国際テロ組織アルカイダ系武装勢力への懸念から、市街地の警備などを強化している。